こんにちは、にちこです。
今回は我が家の次男が『川崎病』という病気になってしまった時の話をしたいと思います。
宍粟市の生活が始まって、初めての年末を迎えようとしていた11月の終わり、次男が高熱を出し始めたのがきっかけでした。
両親や親戚がいない・初めての入院・初めての付き添い入院・川崎病のことなど、いくつかの記事に分けてお話ししていきたいと思います。
『川崎病』関連の記事では
- 『川崎病』のことを知りたい人
- 田舎で病気になった時のこと
- 付き添い入院のこと
- 頼れる人がいない中での入院のこと
- 兄弟がいる中での入院のこと
- 田舎に引っ越した時のリスク
などが気になる人へ向けて記事を書いていきたいと考えています。次男は頑張って川崎病にかかった子供の中でも最短(10日間)で退院することができました。
発症から入院・退院の流れ、入院中の細かい経過も含めて詳しく書いていきたいと思います。入院準備など初めての付き添い入院が決まったママやパパに役に立ててもらえると嬉しいです‼️
ちなみに今回はセカンドオピニオン〜入院編です。
他にも川崎病で気になることがある人は『問い合わせ』かインスタグラムのDMにメッセージ、ブログ記事へのコメントなどを残してもらえればと思います。私が経験したことや病院の先生に聞いた話から詳しくお答えしたいと思います。
- セカンドオピニオンをすることの重要性
- 田舎暮らしで初めて感じた『わずらわしさ』
- 『川崎病』の入院の流れ
にちこの紹介
最初に私の簡単な自己紹介をしておきたいと思います♫
- 2021年3月に旦那の仕事で宍粟市に引っ越してくる
- 家族構成は旦那(職業大工)、子供(3歳・1歳の兄弟)
- ペットとニワトリたち、猫のまれ(ノルウェージャンフォレストキャット)、魚のちーちゃん(淡水魚ベタ)、にわとり達(名古屋コーチン5羽、岡崎おうはん14羽)
- 引っ越して来て、旦那よりもどっぷり田舎ライフにハマり養鶏と畑を始める
- 仕事は現在ブロガー、Illustratorを使ってデザインの仕事もしています
次男が『川崎病』で入院した話 セカンドオピニオン〜入院編①別の小児科へ
午後の診察開始1時間後の夕方5時ぐらいに行き、飛び入りだったので診てもらえたのは夕方6時半ごろでした。
その間も次男は車の中で珍しいぐらいにおとなしく、でも座る体勢が辛いのか横になりたいとねだって泣いていたのでチャイルドシートを限界まで倒して(転がって落ちると危ないのでチャイルドシートからは下ろしませんでした。)寝かせていました。
診察が始まってすぐに
- 3日連続で40℃台の熱が出ていること
- 目が充血していて唇が赤く、本人がやたらと気にしていること
を話すと「最初の病院で血液検査した?」と言われ「いいえ」と答えるとすぐに血液検査をすることになりました。
その時点で先生も『川崎病』の疑いがあることを話してくれました。
採血するために看護師さんに預けられた次男はかなり大泣きし(採血するときは必ず親元から離されますよね~汗)、終わって呼ばれると泣き腫らした顔でまたぼーっとしていました。
結果が出るまでの間、最初は抱っこしていましたが「ねんねー(横になりたい)」というのでベットに寝かせるとまさかのそこで寝てしまいました(普段なら知らない場所で抱っこもせずになるなんてあり得ない)。
「絶対おかしい。川崎病じゃなかったとしても普通の風邪じゃないから原因がわかるならいい」と思って結果を待ちました。
結果は炎症反応である白血球の数が18,000(平常時 子供で6,000〜10,000)、CRPが6(平常時0)とかなり高いらしい数値になっていました。
「症状は出揃ってないけど、川崎病の可能性がかなり高いので大きな病院に紹介状を書きます。今から向かうことはできますか?」と言われてすぐに了承しました。
紹介状をもらい、旦那に長男のお迎えをお願いして病院を出たのが午後7時。紹介先の病院はここから1時間ほどの場所にある姫路の赤十字病院(以降は日赤病院と書きます)でした。
次男が『川崎病』で入院した話 セカンドオピニオン〜入院編②日赤病院の夜間救急外来へ
到着し、救急外来の受付をしたタイミングで時間は午後8時。次男の体温はまだ40℃でした。
相変わらずぐったりしていて抱っこしていると「ねんね~」と椅子に横になりたがり、そのまま寝てしまう、ちょっとしたら起きて抱っこをねだるの繰り返しでした。
夜間救急にも関わらず何組か待っている人がいてようやく診察をしてもらえたのは40分後ぐらいでした。
診察によばれ症状を伝え、紹介状を確認した先生はすぐに
「おそらく川崎病という病気でしょう」と言いました。
「一応このまま入院してもらうのが普通なんですが・・・お家は宍粟市ですか・・・遠いですね。一度帰ることもできますがどうしますか?」と聞かれました。
正直帰りたい。。。でも帰って本当に大丈夫なのかが心配でした。
「正直帰りたいんですけど、今日帰ってどうにかなる(体調が急激に悪化する)可能性はないですか?」
「それはまずありません。その代わり熱の経過を観察するのが大事なので解熱剤は使わないでください。」と言われたので次男には申し訳なく思いながら帰ることにしました。
次男が『川崎病』で入院した話 セカンドオピニオン〜入院編③入院準備
旦那に電話で帰ること、入院になったことを伝えて急いで帰りました。時間は午後9時過ぎ、当たり前に周りは真っ暗で不安な気持ちもありましたが、『川崎病の入院は早くて10日間、長ければどれだけかかるかわかりません。』と言われ長男と旦那が家で過ごすこと、自分の荷造りのことなどを考え頭がパンクしそうになりながら帰りました。
家に着くとすでに午後10時過ぎで次男をそのまま寝かせ、荷造りに取り掛かりました。
とりあえず、
- 入院に必要な次男と自分の荷物
- 買い貯めていた食材を(無駄にならないように)作り置きにする
- 何がどこにあるのかを旦那にわかりやすくする
- 長男の生活を旦那に伝える(保育所に持って行くもの、普段の朝食、パジャマや服のサイズなど)
- 保育所への説明
など、次の日の午前中に入院しないといけないのにいきなりやることが山積みでした・・・
今年の3月に引っ越してきてから、家の中のものの把握は旦那がほぼできておらず私自身も整理整頓がかなり苦手だったのでとにかく必要なものが入っている場所に養生テープを貼り、中身を記載するというのを繰り返しました。
すぐストックが必要になりそうなものは先に出してしまい、すぐにわかるように。。。
食材は大慌てで大きな鍋に具沢山味噌汁(傷みそうなものほとんど入れました・・・)とカレーを作り(ルーを入れる前の段階までが限界でしたが・・・)、長男の朝ごはんのフルーツを切りタッパーに入れておきました。
入院も私自身が出産以外で入院の経験がなく、渡された入院のしおりには大した情報がなかったので調べたりひたすら想像して必死に荷造りをしました(。
(スーパーのかご1、カバン4つ、A4サイズのかごが2つ分の荷物が出来上がりました・・・・ちなみに私が食べるものは荷物に入ってませんでした・・・家になかったので。。。)
入院の荷造りについては別に記事を書こうと思っているので、子供と付き添い入院する人は良ければ参考にしてみてください‼︎(記事書いたらここにもリンク貼りますね☺️)
大慌てで荷造りをして、気がついたら午前2時・・・流石に少しは寝ないとまずいと思い、その日はそこで寝ることにしました。
次男が『川崎病』で入院した話 セカンドオピニオン〜入院編③入院当日
2021年 11月27日
次の日は朝4時に起きました。普段は早起きがすごく苦手で旦那に起こしてもらうような私ですが、流石にこの日はすぐに目を覚ましました。
荷造りの確認や旦那への説明の準備、旦那も早くに起きてきてくれて(もっと早く起こしてくれと言われましたが・・・)確認してくれました。長男と次男もいつもと同じように6時半ごろに起きてきて、朝食を食べさせましたが、次男はヨーグルトの小さいカップを勢いよく食べたと思ったら、そのまま全部嘔吐してバナナも半分・食欲は相変わらずでした。そこからは入院の準備はまともにできないので事情を説明しに保育所へ早く連れて行きました(しばらく長男と会えないので思いっきり抱きしめて一人でうるうるしていました。。。)
保育所へは川崎病になったことを説明し、これから旦那が送り迎えをすることと1番早い時間に登所・1番遅い時間に退所させてもらうことを説明しました。しばらく離れることになり長男のメンタル面が心配なこと、何かあれば私でもいいので教えて欲しいとお願いをしました。
保育所は『できる限り対応させてもらいます』と言ってくださり、次男だけでなく私自身の体の心配までしてくれました。
それからは大急ぎで家に帰り、荷造りの続きを済ませ友人の車で病院に向かい始めたのが10時ごろでした。
入院患者の駐車場の減額はないらしく、入院中車を病院に置いておくことができず旦那も仕事だったので無理を行って友人に病院までの送迎をお願いしました。日赤病院の駐車場代は入院の場合減額の対象ではないので30分100円です‼️
病院に着くと、しばらく待ち時間があり少しして採血と検査のために次男だけが診察室に連れて行かれました。
検査が終わると次男の手には点滴の針が刺さったままになっていて、炎症反応や菌やコロナの検査の結果が出るのが1時間後ぐらいになるのでそれまで待っていてくださいと診察室の奥にあるベッドに案内されました。
検査の結果は炎症反応が前日の夜に計ったものよりも増えていて「入院できてよかった」と思いました。
検査の結果、コロナは勿論陰性でしたが『溶連菌』という感染力の強い菌を保菌している状態で、大部屋希望でしたが個室を使うことになりました。
勿論本来は個室を使いたいのですが、1日につき1万円とかなりの金額のために諦めていました・・・
そこだけは不幸中の幸いです・・・。
検査やら準備やらで病室に入ることができたのは午後2時ごろでした。担当の先生と川崎病の治療の説明を聞き、今日の夕方から点滴での治療が始まることになりました。
今回はここまでです。
次回は入院生活・治療開始編です‼︎川崎病で頑張っている子供さん・パパママさんにエールを‼️