こんにちは、にちこです。
私の養鶏のブログを見てくださる皆様いつもありがとうございます。
今回は少しショッキングな内容になるかもしれませんが、
もし同じようなことで悩んでいる方がいたら力になりたいと思い書きました。
私が未熟さが原因でたくさん反省したのですが
『ひよこ(鶏)を飼う』ことについてまた少し考えたりもしました・・・。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
- 我が家のひよこの死因
- (おそらく)栄養失調になった食事
- 弱ったひよこが元気になったもの
にちこの紹介
最初に私の簡単な自己紹介をしておきたいと思います♫
- 2021年3月に旦那の仕事で宍粟市に引っ越してくる
- 家族構成は旦那(職業大工)、子供(4歳・2歳の兄弟)
- ペットとニワトリたち、猫のまれ(ノルウェージャンフォレストキャット)、魚のちーちゃん(淡水魚ベタ)、にわとり達(名古屋コーチン3羽、岡崎おうはん4羽、岡崎おうはんのひよこ3羽←NEW!)
- 引っ越して来て、旦那よりもどっぷり田舎ライフにハマり養鶏と畑を始める
- 仕事は現在ブロガー、Illustratorを使ってデザインの仕事もしています
ひよこが死んでしまいました。
タイトルからいきなりショッキングですいません。。。。
私はこの春、新しく10羽の岡崎おうはんのひよこをお迎えしました。
〈ひよこはか弱くて飼育が難しい〉
とよく言われるものですが、
今大きく成長した子たちはひよこの段階では1羽しか死ななかったので
今回も温度管理をしっかり気にして育てれば大丈夫だろうと考えていました。
でも今は
3羽しかいません。。。。
原因は大きく2つあるのですが、
まずは1つめの原因・・・・そこでひよこは6羽まで減ってしまいました。
その原因(おそらく間違いない)を症状から細かく記事にしていくので
これからひよこを飼おうと考えている人・飼っている人は参考にしてみてください。
1 ひよこを飼いたいと考えている方
2 自然養鶏に興味がある方
3 ひよこが弱っている・死んでいく原因を知りたい方
我が家のひよこがの死因
結論から言うと
(おそらく)『栄養失調』です。
それが原因とわかったのはひよこたちが7羽ほどになった時だったので
結果6羽しか残りませんでした。
ここからはひよこの症状と最終までの過程・試したことなどをかいていきます。
我が家のひよこの死因①ひよこの様子がおかしい
4月ごろに知り合いの養鶏家さんから「岡崎おうはん」のひよこ(生後約1ヶ月)を10羽
安く譲っていただきました。
私は今にわとりたちには自家製の飼料を与えているので、
ひよこたちにもホームセンターなどで販売している餌は買わずに
譲ってもらった養鶏家さんと同じような餌を与えて育てることにしました。
餌は主に
「ぬか+卵(加熱した黄身)」です。
譲っていただいた養鶏家さんも、
クズ麦と加熱した卵が主な餌だと言っていたので
それを基本的な餌にして、後は雑草(白詰草)や家から出るフルーツのヘタや野菜クズを与えていました。
我が家に来て1週間ぐらいしてから
様子がおかしくなっていきました。
ひよこは弱ってくると、見た目でわかるぐらいに
・立てない
・歩く足がふらふらしている
・両足を投げ出して状態で倒れている
・目がだんだん閉じていき、気絶するような形で倒れては起きるを繰り返す
・「ピーーーーーーヨ!ピーーーーーーヨ!」と甲高い声で鳴く(いつもと鳴き声が明らかに違う)
などいつもの元気な様子ではなくなっていきました。
私が気がついたのも、ふらふらしている子がいたからです。
(やっぱり1・2羽ぐらいは死んでしまう子はいるかな・・・)
と考えましたが、なんとかしようと色々調べて対策を取っていきました。
我が家のひよこの死因②弱ったひよこたちにした対策
少ししてひよこが1羽死んでしまいました。
その後周りのひよこたちもだんだん弱って、
ふらふらしている子が出てきたので慌てて対策しました。
私がやった対策は順番にこちら
- 常に保温する(それまでは慣らしのために日中は保温ナシ)
- 餌のタンパク質量を増やす
- 加湿する
- ポカリスウェットの薄めたものを与える
- 豆乳+蜂蜜ドリンクを与える
- 生き餌(みみずやミルワーム)を与える
- 市販のひよこ用フードを与える
①から順番に試していました。
最終的に⑦番の市販の餌を与える頃にはひよこの数はどんどん減ってしまい、
「変な病気じゃないか・・・・」
と疑っていました。
病院に連れて行くことも考えましたが、
それにしては季節や症状が合わなかったのでひたすら原因を探しながら色々試していました。
我が家のひよこの死因③原因がわかった理由
ひよこが2•3羽死んでしまってから
「おかしい、前回はこんなにみんな様子がおかしくなることはなかった・・・」
とだんだん不安な気持ちになりながら、
弱っている子たちを中心にドリンクを飲ませたりしていました。
対策をしていく中で調べても病気のような症状と合うものはないし、
なんの病気なのか、このまま全滅してしまうのか、
それだけは避けたいと不安になりながら試行錯誤していました。
そんな中で、弱ったひよこを見ていると
みんな足から弱ってきていることに気がつきました。
基本的にみんな歩けなくなって、
動こうとしなくなり、
そのまま・・・・・
(この子はまだ生きていましたが、次の日の朝にはダメでした・・・)
という感じだったので調べてみると
『栄養失調』
の時は基本的に足が立たなくなる
と書いてあるるネットの記事を発見しました。
そこで餌はそれまでと同じで
ぬかにタンパク質を取れるものを混ぜて与えていたのですが
市販の餌を与えることにしました。
するとびっくりするほどみんなが元気になっていきました。
もうほんとに
みるみる元気になる‼︎とはこのことってぐらいの変貌ぶりでした・・・・。
(大体2・3日でみんな残った子は元気になっていました。)
我が家のひよこの死因④なんのためにひよこを飼いたいのか
私の中で
『今回は市販の餌に頼らずにひよこを育てたい』
という気持ちがありました。
宍粟市に引っ越してきてから、
田舎暮らしの楽しさにふれて『丁寧な暮らし』に
興味が出てきたことがきっかけです。
私も同じように『自然養鶏』をしている人の動画をたくさん見て
『人工的なものを与えずに健康なにわとりを育てたい』
と思って今回市販の餌を与えずにいました。
もちろんお金をかけて餌にするための材料を自然に近いもので作ることはできますが
ひよこたちの様子を見ていると時間はあまりなさそうでした。
『ひよこを死なせてしまったら意味がない』
そこが1番に浮かんで今回は市販の餌を与えることにしました。
ひよこを飼う1番の目的を自分の中でもう一度考えた
私がにわとりを飼う理由は
- 食べるものをできるだけ自給自足したい
- 循環する暮らしがしたい
- 安心できるものを家族に食べてもらいたい
- 子供たちの食育のため
理由はたくさんありますが、
家計を圧迫するほどの暮らしをするつもりはありません。
(今のにわとりの市販の餌はかなり高騰しているので続けて購入するのは難しいと考えています。)
ひよこたちが強くなってたら、
市販の餌もやめて今いるにわとりたちと同じように自家製の飼料を与えるつもりです。
ひよこは普通市販の餌を与え、保温をしっかりして育てればあまり死ぬことはないそうでもし死んでしまったとしてもそれは『自然淘汰』だと言っていました。
でも今回は私の管理不足思でしたし、
かといって時間もありませんでした。
自然派の暮らし<ひよこを殺さない
という選択をしましたが、後悔はしていません。
ひよこを市販の餌なしで育てている人はもちろんいますし、
次こそは!と私も考えていますが
もし弱ってしまったときの対策として市販の餌を与えていないという方は
その選択肢があることも覚えておいてもらえればと思います。